三国街道。
5月26日。
今日は三国街道を新潟県側から群馬県側へ。
新潟側から登りましたが、当然ですが群馬側より花の咲き始めが遅いです。
ニリンソウが沢山ありましたが、まだツボミ。
三国権現の湧き水のところ。
雪解け水で水量は豊富でした。
スミレサイシン。
花が咲いた後に葉が遅れて展開します。
葉が丸まってるから咲きたてなのでしょう。
群馬と新潟の境目、三国権現(御坂三社神社)。
オオカメノキ(スイカズラ科ガマズミ属)。
これは新潟側、群馬側どちらもよく咲いてました。
そのまま三国街道を新治側に降りていく。
例年だとこの時期にはもっと咲いているキジムシロが、まだピークになってません。
やはり寒さのせいで1~2週間遅いです。
日当たりの良い小さな沢の近く、ナエバキスミレとツボスミレが満開になってました。
新潟側ではナエバキスミレがまだツボミなのに比べると、だいぶ違います。
ムラサキヤシオがちょうどいい感じでした。
トウゴクミツバツツジも一緒に咲いていて区別がややこしいです。
ブナの葉にできたムシコブ。
大般若塚の方へ向かって街道を進む。
この辺りは傾斜も緩く、踏みやすい土と落ち葉、適度な木陰と申し分ないトレッキングコースです。
ハウチワカエデの赤い花。
ヒゲネワチガイソウ。
早春の花です。これがこんな綺麗に咲いてるのだから、今年は春の訪れが遅かったのがうかがえます。
ショウジョウバカマ。
早春の花の中でもトップバッタークラスのこの花はさすがに終わりになってました。
コヨウラクツツジ。
例年もっと咲いていると思うのですが、やっと数輪だけ咲いてるのを見つけました。
大般若塚。いい雰囲気です。
エイザンスミレ。
スミレサイシン群馬県側。
新潟県側のものは、花だけ展開して葉がまだ丸まっていましたが、こちらはもう花が終わって葉がぐんぐん伸びてます。
同じ街道でも太平洋側と日本海側で随分違うものですね。
ブナの木に打ち付けられてるサロメチールがスポンサーの道標。
相当古いものだと思うんですが、看板がの保存状態が良好なのがちょっとほほえましいです。
ニリンソウ。新潟側ではツボミだったのに、こちらでは満開です。
さらにフモトにむかって降りていくと、
ツクバネソウ ユリ科ツクバネソウ属。
複雑な山の地形、ちょっと移動しただけで咲いてる花がどんどん変わります。
シラネアオイ。