上の原の茅場。
4月27日 みなかみ町藤原地区。
今日は下見のために、みなかみ町のもっとも標高が高い集落の藤原地区に行って来ました。
移動途中に撮影した谷川岳。
農村体験に来る学校のインタープリテーションの為のプログラム。
茅場や雑木林と里山の暮らしとか、ダムや水源地、森との関わりなど、確かにここ藤原地区だと全部詰まってます。
諏訪神社の神楽殿。
ちょうど茅葺屋根の吹き替え中でした。
神楽殿の中にニホンザルのフン。
お猿さんから見たら罰当たりも何も関係ないですから、仕方なし。
熊棚。
人の生活のすぐ隣に動物達の痕跡があるのは、東京の子供達には面白がってもらえるかも。
ここ水上町でも、南の方に下がっていけばここまでではありませんからね。
モグラの穴堀跡。
依頼されてるプログラムでは茅場と藁葺き屋根の話がメインらしいのですが、念のために神社の境内の杉林をチェック。
ネズミとリスの食痕が大量に落ちてました。
リスの方は真新しいです。
多少脱線気味になりますが、こういった物もできれば話に組み入れたいところ。
などと言っていたら、先ほどの食痕の落とし主らしいのが現われました。
ホンドリス。
次の学習場所、重要文化財の雲越家に移動。
空を見上げるとノスリが2羽、かなり激しく飛び回っている。
動画その1。かなり激しく追いまわした後に、
2羽で揃って上昇。
求愛のディスプレイとペア成立でしょうか。
この後も離れた場所で恐らく別個体と思われるノスリを見てますので、かなりノスリが生きていき易い環境なのでしょう。
開けたところを好むノスリには、田畑や茅場が残るこの藤原は相当に快適な場所ですね。
当日も見ることができるといいですが。
メインの上の原の入会地(いりあい)に到着。
先日、野焼きを行ったばかりなんですが、まだ大量の雪が残ってます。
これ、当日までに森や草花の芽吹きがある程度進んでくれるといいですが、このままだとここをメインにするのはちょっと厳しいですね。
あと2週間でなんとかなるかどうかと言ったところでしょうか。