西黒尾根-谷川岳。
2012年9月22日。
西黒ルートで谷川岳へ。
多少涼しくなってきたとはいえ、まだまだ暑い時期です。
樹林帯を抜けるまではブナの林で快適、ともいきません。
今日は日射はそれほどでもなくて、湿度が高くて不快指数が高いので、むしろ尾根筋で風に吹かれて景色も見えたほうがすっきりしますね。
ようやく、森林限界へ到着。
マチガサワの残雪が見えます。
マチガサワを挟んで東尾根。
シンセン岩峰のあたりは雲の中。
オヤマリンドウ。
これから盛りになる、という感じの咲き具合。
ジョウシュウオニアザミ。
もう終わってる花も多く、綺麗な状態を見つけるのが大変。
ホソバコゴメグサ（ゴマノハグサ科。
沢山咲いてます。
ラクダの背に到着。
某地形図にはラクダのコブとか書かれてますが、地元の人は言いません。
ミヤマシャジン（キキョウ科ツリガネニンジン属
種になってるものや、種の状態すら終了してるものが多い中、一輪だけ綺麗に咲いてるのを発見。
巌剛新道との合流点、ガレサワの頭に到着。
これもラクダのコルとか書かれてる地形図がありますが、地元の昔から登ってる人に言わせれば「なんだそりゃ？」だそうです。
時期外れのスミレ。
タチツボスミレの仲間っぽいです。
クロバナヒキオコシ。
これも今が盛りと咲き誇ってますね。
マチガサワから湯檜曽川へとの流れを振り返る。
登ってきた尾根を振り返る。
雲がかぶったり消えたり。
イワインチン（キク科キク属）。
これも沢山咲いてました。
ミネウスユキソウ、の咲き終わった跡。
ジョウシュウキオン（キク科）。
ナンタイブシ。
まあ、トリカブトなんですがこの辺のはそう呼ばれてるのでそれにあわせてます。
私は細かい分類なんて無しで、「トリカブト」でくくって説明することの方が多いですが。
タテヤマウツボグサ（しそ科。
終わってる花も多いけど、残ってる花もそこそこあるという咲き具合。
ハクサンフウロ（フウロソウ科。
終わってる個体が多く、残ってるのでシャンとしたのを選ぶのが大変でした。
ザンゲ岩。
お花畑に到着。
写ってるのはハクサンボウフウかな。
花を撮るつもりじゃなかったので、ちゃんと見てませんでした。
＊後で植物の先生に聞いたら、ハクサンボウフウであってたみたいです。
イワショウブの種状態。
マルバウスゴの実が成ってました。
肩の小屋に到着。
管理人の森下さんに挨拶をして山頂へ。
10月初旬ほどではないけど、結構混んでました。
帰りは天神尾根で。
オニシオガマ。
殆ど咲いてなかったんですが、一輪だけ。
清水峠が原産だそうです。