尾瀬。
2012年10月。
10月の尾瀬。
多くの山小屋は10月中旬で店じまいをし、下旬や11月上旬までやっているのはごく僅か。
そんなさびしいイメージがありますが、結構大盛況な期間でもあります。
写真を見ても人が少なそうなのに、何故大盛況なのか。
確かに、訪れる総数は少ないです。
でも、6~7月に多いのは、滞在時間数時間のバスツアーが殆ど。
でもこの時期は、奥まで入って山小屋に泊まって行く個人客が多いんです。
山小屋の宿泊や、普段人がろくに入らない奥の方が盛況になるわけです。
白砂田代。
日帰りでも来れますが、群馬県側なら普通は泊まりで来るようなところです。
沼尻の蕎麦屋さん。
去年取り壊しが始まりましたが、まだ土台が残ってました。
なんかさびしいですね。
沼尻の休憩所で売ってる手作りパン。カスタードドッグ150円(激美味)。
尾瀬ではジュースやビールが高価なので、山小屋のものは高いイメージがありますが、コーヒーや紅茶など温かい飲み物は普通ですし、何でも高いわけじゃありません。
弥四郎小屋のパンなんかも別に高いわけじゃないですしね。
運ぶのが大変なものや、冷やすもの(電気を使う)ものがやっぱり高くなってしまうわけです。
ウソの幼鳥。
長蔵小屋の前にずっと居座ってました。
尾瀬沼。草紅葉と三本カラマツ。
長蔵小屋。
早朝の三本カラマツ
朝もやと逆さ燧。
尾瀬ガイドの講習会もありました。
研究見本園。
至仏山。
もうすっかり紅葉が裾野へ移動。
至仏から見た日光白根山。
なんだか水墨画みたい。
至仏稜線にてヤマガラ。
本来この辺でよく見かけるカラ類はヒガラとコガラ。
ヤマガラはもうちょっと低い山の鳥というイメージがありますが、羽があるんだからどこにだって現れますよね。
図鑑に書いてある生息場所なんていうのは、人間が勝手に作った適当なものですし。
私の尾瀬での仕事の恐らく最終日。
もうすっかり枯葉の世界。
草紅葉も終わってます。
人が訪れなくなる頃に入れ違いに現れるカモの仲間。たぶんハシビロガモ。
すぐ横で人間が見てるのもそ知らぬ顔で、餌を摂ってました。
もうじき、人が訪れなくなる晩秋の尾瀬。
今年も4月残雪期からのお付き合いでしたが、そろそろお別れになりそうです。
でも、10月末にプライベートで時間が取れたら燧にでも登ろうかなと考えてたりとか。
でも他にやっとかないといけないことが結構あるから無理だろうな・・・