谷川岳の遭難事例研修。
2014年9月30日。
秋の恒例で、みなかみ山岳ガイド協会のスキルアップ研修のシーズンです。
谷川岳山岳警備隊の伊藤隊長をお招きして、谷川岳の遭難事例についてお話していただきました。
谷川連峰での今年度の遭難事例と傾向や、昨年遭難して今年発見された事例の話など。
谷川岳以外でも、尾瀬や日光白根、武尊や皇海山、周辺の低山などの遭難事故の話や、ヘリレスキューと連携する際の注意点など。
雪や雨での侵食が激しいというのが、上越国境の山々の特徴。
谷川岳とそれ以外でも、あちこちに出来た沢筋(渇水期には水は涸れる)を道と間違えて入り込み、最終的には滝や崖に落ちて亡くなるケースが多いとのこと。
私の地元の三国山や赤谷川水系でもそういった事故は多く(最近では裁判の判例が出たりした学校事故も有り)、意識はしていたのですが改めて実感しました。