八ヶ岳遠征。
2014年10月27~28日。
みなかみ町山岳ガイド協会で、秋の研修登山に行ってきました。
八ヶ岳で、初日は最北端の蓼科。移動して二日目に最高峰赤岳へ。
(蓼科を八ヶ岳に含めるかどうかの論議に関しては私はノータッチです)
初日。
天気も悪い中ですが、蓼科山へ。
こちらは、群馬から移動後にさっと登って帰ってくる感じで、下山後に車で移動。
途中、昼食を八ヶ岳ふもとの手作りパンのお店で。
ちょっぴりお高いけど美味しかったです。
美濃戸口から北沢ルートで。途中の堰堤広場で休憩。
。
赤岳鉱泉に到着。
アイスキャンディが完成してました。
本日の宿、赤岳鉱泉。
このタイミングで雹が物凄い勢いで振り出す。
慌てて山小屋に駆け込みました。
館内は暖房もしっかりきいてて、山小屋というよりホテルみたいです。
赤岳鉱泉は夕飯にステーキが出るという話は聞いてたのですが、私は実際に見たのは初めて。
大きい上にサシが入ってて、メンバーの半分くらいは「山小屋とかそういうのじゃなくても、こんなお肉食べるのは初めてかもしれない」と言ってました。
もちろん私もです。
ここに何度も泊まってるメンバーも居ますので、今回、八ヶ岳に研修に来るのにあたって、一部メンバーから強烈にこの小屋を推す声が上がり、このルートに決定したくらいです。
夜明け。というのにはちょっと遅いですが、朝日を浴びてシルエットの赤岳。
出発前にみんなで撮影。
今年一番の冷え込み!ということで物凄い寒いです。
行者小屋に到着。西面になるので中々朝日が当たりません。
一際高い部分、阿弥陀岳には燦々と日が当たってます。
「早く日が当たるところに行きたい~」
ここから地蔵尾根へ。
もうすぐ日が辺りそうなとこまで上がってきました。
左奥に硫黄岳、手前のごつごつした岩場の奥に横岳(見えては居ませんが)。
見えてる部分は、大同心・小同心などのバリエーションルートですね。
西を見ると北アルプス南部。槍ヶ岳、大キレット、穂高がくっきりと。
樹林帯から森林限界までの遷移が急にやってきます。
稜線近くの急傾斜のせいでしょうか。
赤岳展望荘と赤岳頂上小屋が見える位置まで上がってきました。
地蔵の頭。
やっと日光が当たりました。
横岳。
稜線を南へ移動。奥には富士山が。
日が当たるようになったので、嬉しくつい撮影機会が増えますね。
赤岳展望荘で休憩後、頂へ向けて移動。
頂上小屋の影には、昨晩降った雪が残ってました。
解けてしまったので初冠雪とは成らなかったようですが、この日谷川岳では初冠雪となりました。
木曾御嶽山。
富士山。
八ヶ岳最南端の権現岳。
奥には仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳、北岳。
木曽駒ケ岳、御嶽、乗鞍。
赤岳山頂にて。
全員で。
返りは文三郎尾根ルートになるので、まず南側へ移動。
こっちは結構な岩場。
八ヶ岳の一般ルート上の岩場の中でも屈指の急峻さだと思いますが、距離は短いのですぐに終わります。
阿弥陀岳を見ながら下り、途中から文三郎尾根・南沢と下山しました。
八ヶ岳らしいオシャレなプレートにちょっと心を癒されました。