尾瀬ハイキングガイド。
2014年6月初旬。
5月は雪混じりの尾瀬のガイドしてましたが、6月になった途端に異例の最高気温。
例年の8月に出る最高気温と同じ記録を叩き出したそうです。
28度だとか(27.8度)。
(尾瀬は真夏でも最高気温は30度を越えないことになっています)。
「もっと暑かったでしょ!」と異論を唱える人も多いと思います。
気象情報の気温って言うのは、直射日光が当たらない、なおかつ照り返しや地熱を拾わないように地面から離した位置で計ります。
熱がこもるといけないので、風通しも良くないといけません。
なので日なたを歩いていれば、もっと高い温度に晒されることになるわけです。
ムラサキヤシオ。
シラネオアイ。
この暑さのせいで、数日前に来た時には、まだ咲かないだろうと思っていた花のツボミが開いてました。
こんな暑い日に、竜宮までのガイドとか。
お客さんは「旅行会社の人に言われてダウンジャケットまで持ってきたのに!」と嘆いてましたが。
念のために用意しておくのは悪いことではありません。
あまりの暑さに、山ノ鼻でお客さんが御トイレ休憩してる間に大急ぎでアイスを注文。
山ノ鼻小屋の苔桃ソースがけのソフト(400円)。
生き返る思いでした。
ここ数年の気象は、「百数十年に一度の大雨」で木道が流されたり、かつて無い6月の暑さがきたりとか。
今までの常識にとらわれないで判断しないとアクシデントを招きそうです。