北岳や谷川岳インフォメーションセンター等。
2021年7月
7月の近況報告です。
登山業界も少しずつ動き出してきました。
泊りがけで北岳のガイド。
白根御池小屋に泊り、雨の中出発して後に雲海となりました。
雲海の中から顔を出す鳳凰山。
富士山もしっかり見えてました。
北岳に登頂後、雨が降り始めましたが二泊目の北岳肩の小屋に無事入れました。
山小屋にて、雲海に沈む夕日。
北岳の山腹も赤く染まっています。
別日。
谷川岳インフォメーションセンターの当番。
空いている時間に敷地内の植物などのチェック。
側溝に有ったモリアオガエルの卵塊からオタマジャクシか孵ってました。
一週間後。
谷川岳IFC(インフォメーションセンター)の当番。
この日も、空いている時間で敷地内の植生のチェック。
ワスレグサ属の植物のツボミを発見。
ニッコウキスゲが生えてきたら良いね、と話をしていたところなので期待してます。
インフォメーションセンターは今年から出来たので、どういう花が敷地内に咲くかはまだこれから調べていく最中です。
ハシバミ(ヘーゼルナッツ)の仲間のツノハシバミもありました。
こちらは植物ではありませんがミヤマクワガタのメスが飛んできました。
ミヤマクワガタを見かけると、夏が来たなって感じがします。
別日。
秋田県まで出張して、鳥海山のガイド。
移動も疲れますが、東北の北の方まで行ったのに折からの猛暑日で大変でした。
今年は記録的な雪の少なさの筈ですが、一般登山道にこれだけ雪渓が残ってるのは東北の山ならではですね。
鳥海山の固有種、チョウカイアザミ。
その翌日。
鳥海山とセットで月山に登りました。
山頂直前の雪渓。
月山もお花のということで、普段関東では見かけない花を沢山見ることができました。
でも猛暑で暑かったです。
その翌日。
山形から深夜に群馬に戻り、急いで準備をして…
武尊山のガイド。
この時期としては比較的楽に登れる武尊神社ルートです。
距離が短いことや、大半が樹林帯であること、また北西側からのルートなで太陽の光が当たる角度が緩いこと、などなどで近辺の他の山よりは登り易いと思います。
武尊山頂からの景色。
日光から尾瀬にかけての山域に積乱雲が凄い発達してます。
今日登る山をお客さんに相談されて日光白根と武尊山の候補を出していたのですが、こっちにして正解でした。
一日空けて、北岳のガイドへ。
高山病に悩むお客様を、高山病対策しながらのゆっくり登山で無事北岳登頂果たしてきました。
谷川岳インフォメーションセンター当番。
前回の当番の時に見つけたワスレグサ属のツボミ、「ニッコウキスゲだったらいいね」なんて話してましたがノカンゾウでした。
別日。
夏休みに「昆虫」がテーマでみなかみ町に泊りで体験学習に来ている小学校の案内。
昆虫を見つけて観察したり、植物との関係を調べたりとかの自然体験学習の引率でした。
2021年7月。