一ノ倉沢ハイキング。
学校さんのガイドで一ノ倉沢ハイキングルートへ。
谷川岳インフォメーションセンターに車を停めて移動。
インフォメーションセンター駐車場に、外来種のニセアカシがぽんぽん生えてきます。
来るたびに切っているのですが、繁殖力強いですね。
ここが「谷川岳へ外来種が侵入する前進基地」になってはいけないと思うので、見かける度に切ってます。
ヤマグワの実。
この辺りに自生してるのは、養蚕用の桑ではなくて、日本在来種のヤマグワ。
以前に都会から来た自然解説ガイドの人が葉っぱを触って「これは葉が硬い、桑じゃなくてコウゾかな」と言ってるのを聞きましたが…葉が硬いのは養蚕用の品種じゃなくて野生種だからですね。
葉が厚く硬いので霜害にも強いです。
養蚕用の桑は葉が柔らかくて消化も良くて食べやすいので、蚕が沢山食べて良い繭を作りますが…薄く柔らかい葉は霜の害に弱いというマイナス面も有ります。
遅霜の害を受けやすい群馬北部では、桑畑のマグワが霜でやられた時は、ヤマグワを蚕に食べさせたなんてことも有るそうです。それだけ、葉が丈夫なんですね。
ミヤマシグレ。
花は開かないので、これでだいたい咲いてます。
ツボミの先が僅かに白く開いてるのが咲いてる花。
クロイチゴの花にマルハナバチ。
谷川岳。
ヤマツツジ。
落ち葉がたもっている水溜りに、ヤマアカガエルのオタマジャクシ。
クルマムグラ。
ここにはオククルマムグラも咲いているので、写真だけだと区別付きません。
茎を触っておかないと、後からでは判定出来ないのです。
2023年6月17日。谷川岳一ノ倉沢ハイキング。