谷川岳ガイド

谷川岳登山・ハイキングガイド

谷川岳一ノ倉沢の花:2024/5/9

5月9日、一ノ倉沢ハイキングルート。

 

前回からだいぶ日にちが空いてしまいました。

尾瀬鳩待峠の開通からGW中まで、残雪至仏山の方に行ってました。

おかげで、この時期のハイキングコースの花を見逃すことが多いです。

一ノ倉沢

車で谷川岳に近づくにつれて風が寒いなとか思っていたら…

霧氷

稜線近くの岩壁に霧氷。

そりゃ寒い筈です。

今日は先に新道から入って、旧道まで一気に登ったので暑くてTシャツになっていたら、岩壁の前に来た途端に体が冷えました。

 

雪渓

一ノ倉沢の雪渓を少し遡上。

 

一ノ倉残雪

シラネアオイが咲いてる箇所を目指します

 

シラネアオイの繁殖地

雪渓で削られる急傾斜地に生えてるのですが…今年は雪が少なすぎてシラネアオイが生えている位置(緑の部分)が遥か上。

花を見るどころでは有りません。

シラネアオイ

50倍ズームのカメラを買ったので余裕で撮影できました。

 

ナエバキスミレ

ナエバキスミレも近い位置に有るのですが、こちらはまだ花が出てませんでした。

 

霧氷アップ

沢を下りながら、対岸の白毛門付近を見ると、こちらにも霧氷。

脊梁山脈だけでなく、東側の白毛門方面にまで霧氷が出来るとは相当冷え込んだようです。

 

ムシカリ

オオカメノキの花。

 

カラス

エンジン音がするな、と思ってたら。道路沿いに積もった枯れ葉を吹き飛ばす作業中でした。

コンプレッサーを作動させながら移動してる車の後ろをカラスがひょこひょこ着いていってます。

 

カラス食事中

吹き飛ばされた落ち葉の層の中に居た虫や昨年の種子を狙って食べてたみたいです。

 

タムシバ

タムシバの花。

 

モミジイチゴ

モミジイチゴの花があちこちで咲いてました。

 

一ノ倉街道

新緑の街道。

 

ショウジョウバカマ

ショウジョウバカマの花も終わり、種子になろうとしてます。

 

産卵ポイント

道路脇、水が流れ落ちるポイント。

水と一緒に落ちてくる流木が普段なら横たわっているのですが、撤去されてました。

流木や石の下にタゴガエルが産卵してたのですが…これだと産卵出来ないかも。

道の脇、少し窪んだ所なので流木が有っても通行の邪魔にはなってなかったのですが。

 

オオタチツボスミレ

オオタチツボスミレ。

 

ダンコウバイ

ダンコウバイの葉。

コース上で2~3本しか見かけません。

花芽を付けることが殆ど無く、偶に花芽が付いても気づいたら咲かないまま終わってます。

 

 

谷川岳

マチガサワから望む谷川岳。

上の方、岩が白くなってます。

 

岩稜帯アップ

沢地形のボトムの白は残雪ですが、岩にへばりついてる薄い白は今日出来た霧氷。

 

ハウチワカエデの花

ハウチワカエデの花。

葉柄が長いからコハウチワカエデかなと思ったのですが毛が生えてないので、単に葉が小さめで相対的に葉柄が長くなってるハウチワカエデかなと。

 

オオバクロモジ

オオバクロモジの花。

 

エンレイソウ

エンレイソウの花も終わって、だいぶ種子っぽくなってます。

 

キブシ

キブシも花の盛りだったのはだいぶ前。

 

ウワバミソウ

ウワバミソウ。もうちょっとで花が咲きそう。

 

シナノキ

シナノキ。

 

ムラサキヤシオ

ムラサキヤシオ。

 

 

2024年5月9日。谷川岳一ノ倉沢ハイキングコースの花。

前回の記事:湯檜曽川沿い新道の花:2024/4/20


次の記事:湯檜曽川新道の花2024/5/9


新着情報の一覧

新着情報

群馬県利根郡みなかみ(水上)町のアウトドア・自然体験のハッピーアウトドアの新着情報インデックスページ。