2008年6月5日 尾瀬学校で今日も小学生の担当でした。 5年生。小さいです。
前日の打ち合わせ時の予報では雨の確率がかなり高く、雨天中止の場合の相談なんかもしてたんですが、 いざ当日になってみたら、心配するほどではなく決行。 でも、風が強くてかなり寒いでした。 山ノ鼻の温度計では12度あったんですけど、薄手のフリースの上にもう一枚ウィンドブレーカーを着込むくらい。 3コースのうち、体力に心配がある一番短いコースの班を担当したので、ビジターセンターで学習後に研究見本園で折り返し。
こんなに尾瀬が混んでいる日でも、見本園はガラガラです。 周りに人がいないので、立ち止まるどころかゆっくりしゃがんで花を見たりできます。
学習という意味では、尾瀬ヶ原の方へ歩くよりもいいんじゃないかと思います。 ワタスゲがだいぶ果穂っぽくなってました。 他にはヒメイチゲの花が咲き始めてきました。
タテヤマリンドウ。 私たちが到着する少し前は雨が降ってい為にほとんど閉じてましたが、一輪だけ咲いてました。 綺麗な花なので、子供達の反応が他の花よりもすこぶるいい。 今日の学校は、事前の勉強会を相当熱心にしていたらしく、生徒達が花の名前や尾瀬に関することなどを結構知っているのでビックリ。 図鑑で見て知っていたものを、実際に探してみて確かめるというのは面白いですよね。
ここ研究見本園のミズバショウの群落も、ピークに差し掛かって過ぎようとしているあたりです。 子供達にとっては遠く一面に広がっているミズバショウの大群落よりも、近くで見れる花の方が嬉しいので、木道が低くて気軽に顔を近づけることができる研究見本園は本当にいいスポットです。
見本園から山ノ鼻へ戻るところで、アカゲラの鳴き声がしたので見上げると、カラマツの木のてっぺんにとまってドラミングしてました。 (写真には全然写ってませんが・・・)
山ノ鼻で食事休憩中に、目の前にヤマドリゼンマイ。 もちろん、尾瀬は山菜を持ち帰るのは厳禁です。 最後、鳩待へ向かう林道の脇にコシアブラの木がありましたが、若葉が3つほど摘まれてました。 カモシカなども意外に綺麗にかじりとるんですが、それでも「これは人だろう?」というくらい綺麗にむしられてたので、やっぱり来訪者が盗っていったんだと思います。 子供達に悪い見本を見せることができたので、よしとしましょう。
しかし今日は悪い見本が多すぎました。(みなまでは書けませんが) さすが尾瀬がもっとも混雑する週です。 |
6月5日尾瀬学校授業 鳩待~研究見本園
尾瀬
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尾瀬の様子/2008年
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