6月24日。 この時期は梅雨の最中だけあり、毎回雨が心配されるんですが、台風の時期とは違い豪雨のようなものにはなりづらいので案外なんとかなったりします。 今回も事前に学校側が心配していたほどの雨にはならず、無事に尾瀬学校授業開催。
マイヅルソウ(ユリ科 マイヅルソウ属) 先週あたりからポツポツ咲き始めてたんですが、今週になって一気に開花。 鳩待峠からの林道沿いのあちこちで見られます。
ヤマトユキザサ(ユリ科 ユキザサ属) ユキザサの仲間も、先週は開ききってないものが多かったんですが、今週になってほとんどの花が開いてます。 ユキザサ、ヒロハユキザサ、ヤマトユキザサと三種とも見られますが、鳩待からの林道ではヤマトユキザサが一番多く目立ちます。
ウワミズザクラ(バラ科 サクラ属) 今がちょうどいい時期でしょうか。 林道から湿原まで、あちこちで見られます。 良く似たシウリザクラと並んで咲いている箇所があるので一緒に撮ったんですが、シウリザクラのほうはピンボケしちゃってました。
今日はスケジュールがきついので、尾瀬ヶ原到着後はあまり自然観察などに時間を取らずに黙々と竜宮を目指す。 竜宮コースは時間の余裕が無いと結構きついですね。 行って帰ってくるだけになってしまいがちです。
オククルマムグラ(アカネ科 ヤエムグラ属) 竜宮裏の拠水林は花の種類が多いので、ここまで来ると観察に時間が取れますね。 鳩待からの林道にもあるんですが、林道では立ち止まりづらいし、竜宮よりも花期が遅いのでもうちょっと後になります。
クルマバソウ(アカネ科 クルマバソウ属) 同種の仲間を代表するクルマバソウですが、尾瀬ではオククルマムグラの方が圧倒的に多いので、なかなか見つからなかったりします。 この日も、「じゃあクルマバソウを探してみよう!」と見分け方を教えて生徒達にも探してもらいました。
ギョウジャニンニク(ユリ科 ネギ属) 山ノ鼻近辺ではまだ咲いていないですが、竜宮の方が花期が早いので一輪だけ咲いてました。 山菜系の花は、中高年のお客さんには説明すると受けがいいんですが、小学生だとあまりピンと来ないようです。
ギョウジャニンニクのツボミ。 花よりツボミの方が可愛かったりします。
ノビネチドリ(ラン科 テガタチドリ属) 終わる花もあれば、出始める花もあります。 派手な色の花が少なかった春に比べると、少しずつ派手な色の花が増えてきます。 花の数は多いに越したことが無いので、夏が近づいて少しずつ増えてくれると嬉しいですね。
|
6月24尾瀬学校
尾瀬
群馬県尾瀬のハイキングのご案内。ハッピーアウトドア。尾瀬ヶ原、アヤメ平、尾瀬沼、至仏山のガイドツアー。
尾瀬の様子/2008年
ハッピーアウトドアの尾瀬ハイキングツアーのサイトです。尾瀬の下見やツアー写真、レポート、情報などの2008年度のものです