7月22日快晴。 汗がじっとりと滲んできます。
今日は小学校のクラスの担当。 ハッピーアウトドアのスタッフ2名でガイドできる、小さな学校です。 先生や生徒達が熱心で、事前の打ち合わせや説明会でもそれが感じられました。 オオレイジンソウ(キンポウゲ科 トリカブト属) 前回来た時は一部しか咲いてませんでしたが、今日は沢山咲いてました。
コバギボウシ(ユリ科 ギボウシ属) この時期、目を引き易い花です。
ショウキラン(ラン科 ショウキラン属) 前回来た時に比べてしぼみ気味でしたが、まだ咲いてました。 同じ腐生植物でも、生徒達はギンリョウソウの方が見たかったようですが、花期はだいぶ前に終わってますしね。 ショウキランの方が数も少なくて目ずらしいんですが、やはり白く透き通ったギンリョウソウのほうが、見た目には綺麗だということでしょうか。
研究見本園にてニッコウキスゲの群落。
木道近くには群落はありませんが、まばらに咲いているのを身近に見れます。
トキソウ(ラン科 トキソウ属) こうやってアップで撮影できるのも、研究見本園ならでは。
トンボの数も凄く増えてきました。
前回来た時には咲いてなかった、モウセンゴケの花があちこちで開いてました。
あんな綺麗な花の根元をチェックすると、この食虫植物。 面白いですね。
ヒメシャクナゲの実が、だいぶ実らしくなってきてます。
オゼコウホネの池塘。 これだけ簡単に多数のオゼコウホネが見れるのも、見本園の利点です。
ノアザミ (キク科 アザミ属) 鮮やかで綺麗ですね。 これも前回は咲いてませんでした。
もう一つ前回咲いてなかった花。 オトギリソウ(オトギリソウ科 オトギリソウ属) この時期の、私の好きな花の一つです。 間に一週間入っただけで、かなり様変わりしました。
サギスゲ(カヤツリグサ科 ワタスゲ属) ワタスゲはだいぶ花穂が終わりかけてましたが、ちょっとだけ花期が遅いサギスゲはまだ綺麗なのが残ってました。
ワタスゲとカキツバタの群落。 木道からちょっと遠いのが残念でしたが綺麗ですね。 木道近くの花はほとんど終わってました。
もう少し近いところに、カキツバタの群落。
キンコウカ(ユリ科 キンコウカ属) これも前回は咲いてなかったな。
コケオトギリ こんな小さな花は、見本園でない限りはまともに見つけられないですし、ましてや写真撮影などは難しいです。 尾瀬学校は、学習を重視して研究見本園を中心に回るという点が素晴らしいと思います。
オニシモツケ(バラ科 シモツケソウ属) たくさん咲いてるんですが、派手な色の花が多いこの時期には、ほとんど目を引かない存在です。
オニノヤガラ(ラン科 オニノヤガラ属) 木道沿いに何本かありましたが、どれも花期が終わってました。
尾瀬ヶ原に出て 天気がいいのでヒツジグサも良く咲いてます。
逆さ燧は写ってませんが、逆さ入道雲。 夏っぽいです。
ミズチドリ(ラン科 ツレサギソウ属) 数本、咲き始めてました。
ミヤマワレモコウ(バラ科 ワレモコウ属) 私の好きな花の一つです。 牛首までの道中で、2~3本だけ花穂が開いてるのを見つけました。 次回に来るときには、もっと咲いてそうです。
鳩待峠に戻ってツルアジサイ。 道中の峠道では、申し訳程度しかガクが残っていないものばかりでしたが、ここまで上がってくるといい感じに残ってます。
今日の学校は、事前に見れる花などを調べて生徒達が予備学習をしていたので、無目的で歩くよりもいい学習ができました。 あまり沢山は憶えきれないでしょうが、ポイントをしぼって観察すれば小学生でも心には残ると思います。 大きくなってから尾瀬をまた歩いてみて、「あ、あの花見たな~」なんて思い出しくれるといいですね。
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7月22日 尾瀬学校
尾瀬
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尾瀬の様子/2008年
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