2009年、5月29日。 その3。
見晴~ヨシッ堀田代~鳩待峠。 タテヤマリンドウのアップ。 人通りも少ないし、木道が低いので写真が撮り易い。
シカの食害の跡。 上田代に比べて、こちら側は圧倒的に被害が大きいです。
もうすぐ、東電尾瀬橋と赤田代の分岐。 盆地になっている尾瀬ヶ原の唯一の切れ間が見えてきます。
分岐点。
東電尾瀬橋に向けて歩く。 至仏山がもうほとんど雲に隠れてます。 早く帰らないと雨に降られそうですね。
カワゲラの仲間が足に這い上がってきました。 つい3週間前には、至仏山で雪の上のセッケイカワゲラを見ていたのに、季節の移り変わりは早いですね。
只見川の拠水林にて熊棚。 数が物凄く多いです。
只見川と東電尾瀬橋。 新築されてからは始めて来ました。
ここは新潟県。 今日一日で群馬~福島~新潟~群馬の移動です。 ミズバショウとリュウキンカの並列が綺麗ですね。
ここのザゼンソウも霜でやられてました。
ユキノシタ科、ネコノメソウ。 お客さんに「この花なんですか?」と聞かれることはまず無い花です。
山道に入ってコミヤマカタバミ。 鳩待峠ではまだツボミでしたが、気温の高いこちら側ではもう咲いてます。
東電小屋を抜けてヨシッ堀田代へ。 東電小屋ではミネザクラが満開でした。
リュウキンカとミズバショウ。
東電小屋。 こうやってみると、普通の旅館みたいに見えますね。 周りの木々が、庭木のように綺麗に揃ってます。 昔、同級生がアルバイトで働いてたことがありますが、その頃はいかにも山小屋っていう見た目でした。
景鶴山。
ヨッピ吊橋。
ミノムシ。 木道の上を一生懸命歩いてました。 近くにたかれそうな木はまったくありませんでしたけど、どこから来てどこを目指してるのか。 ミノムシの足で次の木がある所までたどり着けるのか。
ヨッピから牛首分岐に向かう木道も、すこしずつ整備されてます。
牛首までもう少し。 至仏山を見ると、雨に降られてそうです。
上田代まで戻ってきました。
山の鼻に戻って、一ヶ所だけザゼンソウが咲いているところ。 ここのは霜にやられなかったようです。
ハエを媒介に選んでるだけあって、ハエがこのむ臭いです。 ハエがたかってますね。
山の鼻を抜けて鳩待峠への道中。 コヨウラクツツジ。 まだ咲ききていないので、ツボミの方が多いです。
ウスバサイシン(ウマノスズクサ科)。 鳩待峠近くのブナの根元の苔むしたところに咲いてました。 花が落ち葉で隠れて見えないことが多いんですが、これなら目立ちますね。
最後少し霧雨に降られましたが、心配したほど天気が崩れずに良かったです。 今年は雪解けが早く、気温も高かったので例年より花期が早いです。 霜にやられて花の数は減っているようですが。
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5月29日尾瀬ヶ原。見晴~東電小屋~鳩待峠
尾瀬
群馬県尾瀬のハイキングのご案内。ハッピーアウトドア。尾瀬ヶ原、アヤメ平、尾瀬沼、至仏山のガイドツアー。
尾瀬の様子/2009年
尾瀬の様子、風景、レポートなどの2009年度版。群馬県水上町のハッピーアウトドアの尾瀬レポート平成21年度版です。